レッスン5
気道確保と人工呼吸
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【学習のポイント】
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胸骨圧迫を覚えたら人工呼吸の練習もしてみましょう。
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小さな子どもの心停止には、胸骨圧迫と人工呼吸を組み合わせる方が効果的という報告もあります。
気道確保のやり方
反応のない人は、舌がおちこみ空気の通り道をふさぐ場合があります。
このようなときに、
空気の通り道をつくることを「気道確保」といいます。
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手を額におく。
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反対の手の指先をあごの下にあてる。
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あごの先を持ちながら、頭を後にそらす。
人工呼吸のやり方
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鼻先をかるくつまむ
吹き込んだ空気が鼻からもれるのをふせぎます。
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口から息を吹き込む
空気がもれないように、自分の口を大きくあけ、倒れている人の口をおおい、1回あたり約1秒かけて、倒れている人の胸が軽く上がるていどに息を吹き込みます。
人工呼吸ができない場合、感染防止の用具がない場合、準備に時間がかかる場合は、
人工呼吸を行わずに胸骨圧迫を行ってください。
胸骨圧迫と人工呼吸をくり返す
胸骨圧迫30回と人工呼吸2回の組合せをくり返し行います。
人工呼吸ができない、感染防止の用具がないなどの場合には、人工呼吸は行わずに胸骨圧迫のみを続けてください。
小さな子どもの心停止には、胸骨圧迫と人工呼吸を組み合わせる方が効果的という報告もあります。
新型コロナウイルス感染症流行期の救命処置
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大人には人工呼吸は行わずに、胸骨圧迫だけを続けて下さい。
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子どもには人工呼吸ができる場合は、人工呼吸を行って下さい。
- マスクをしっかり着用します。
- 倒れている人がマスクをしていない場合は、ハンカチなどで鼻と口をおおってから胸骨圧迫をします。
- 救急隊に引き継いだあとは、すみやかに石けんと流水で手と顔を洗います。
※手を洗うか消毒するまでは、不用意に自分の首から上をさわらないようにして下さい。 - 使用したマスクやハンカチは直接触れないようにして廃棄します。
それではレッスン6に進んで下さい
レッスン6のどに物が詰まった時(気道異物除去)と
その他の応急手当(止血と回復体位)