119aed救命講習
レッスン4
AEDの使い方
救命テストのページにアクセスするための「パスワード」がアニメの途中に出てくるかもしれません。出てきたら忘れないようメモしましょう!
※※レッスン4を最後まで学習するとレッスン5に進めるボタンが出てきます※※
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を押してください※
【学習のポイント】
AEDは、心臓のけいれん(心室細動)によって心停止となった心臓に、電気ショックをあたえることで、正しい動きに戻すことを補助する器械です。AEDは、
A
utomated
E
xternal
D
efibrillator の略で、日本語では
自動体外式除細動器
といいます。
1.AEDの電源を入れる
AEDが到着したら、まず電源を入れます。ふたを開けると電源が入るものもあります。AEDは電源が入るとしゃべり始めます。
2.AEDのパッドを貼り付ける
AEDのパッドを倒れている人に貼り付けます。
AEDの音声にしたがって電極パッドを貼り付けます。パッドは素肌にはります。
左の図のように
右胸の上部
と
左胸の下部
にしっかりと密着するように貼ります。
2人以上いる場合は、パッドを貼っている間も胸骨圧迫を続けて下さい!
AEDのパッドについてくわしく学ぼう!
電極パッドのふくろをあけ、シールをはがし、パッドを左胸の上部(鎖骨の下)と左胸の下部(わきの下5〜8cm)に粘着面を胸にしっかりとはってください。
胸が水や汗などでぬれているときは、タオルなどで水分をふきとってからパッドをはりつけます。
ペースメーカーなど皮膚の下に何かうめこまれていれば、その部分はずらしてはります。(皮膚の下に硬いこぶのようなものがありま胸にシップ薬など何かがはられていればはがします。薬剤が残っているときは、タオルなどでふきとってからパッドをはりつけます。
AEDによっては、コネクターを本体に接続する必要があります。音声で指示をしてくれますので、それにしたがってください。
子ども(6才まで)には、未就学児用(小児用)パッドを使用するか、未就学児用(小児用)モードに切り換えます。
未就学児用(小児用)パッドも未就学児用(小児用)モードもない場合は、小学生~大人用(成人用)パッドを使用して下さい。
3.心電図の解析
電極パッドをはりつけると、AEDは倒れている人の心電図を自動で解析し、電気ショックが必要か必要でないかを調べます。
解析している間は、倒れている人に誰もふれてはいけません。
胸骨圧迫をしている人も離れてください。
AEDの指示があるまでは、倒れている人に誰も触らないでください。
4.安全確認と電気ショック
AEDの心電図の解析の結果、電気ショックが必要な場合は「電気ショックが必要です」とAEDが音声で指示をします。
AEDの心電図の解析の結果、電気ショックが必要な場合は、
1.「電気ショックが必要です」と音声が流れ、充電がはじまります。
2.充電が終わると「ショックボタンを押してください」などの音声メッセージや音が流れ、ショックボタンが点滅します。
3.「はなれて!」とまわりの人に注意して、倒れた人に誰もふれていないことを確認します。
4.ショックボタンを押します。
※このマークがついているAEDは、自動的に電気ショックを行います。
5.胸骨圧迫の再開
電気ショックが終わったら、胸骨圧迫を再開して下さい。AEDは2分ごとに自動的に心電図を解析して指示をしてくれます。パッドは、救急隊員に引き継ぐまで、貼りっぱなしにして、AEDの電源も切らないで下さい。
6.電気ショックが必要ない場合
心停止には電気ショックで治療できないものもあり、その時は「電気ショックは不要です」などの音声メッセージが流れます。
その場合も胸骨圧迫は、続けてください。
それではレッスン5に進んでください。
レッスン5
気道確保と人工呼吸
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