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心肺蘇生の中で一番大切なのは胸骨圧迫。胸骨圧迫を覚えたら、人工呼吸の練習もしてみよう!
気道確保のやり方
反応のない人は、舌がおちこみ空気の通り道をふさぐ場合があります。このようなときに、空気の通り道をつくることを「気道確保」といいます。
- 手を額におく。
- 反対の手の指先をあごの下にあてる。
- あごの先を持ちながら、頭を後にそらす。
人工呼吸のやり方
気道を確保したまま行います。
- 鼻先をかるくつまむ
吹き込んだ空気が鼻からもれるのをふせぎます。 - 口から息を吹き込む
空気がもれないように、自分の口を大きくあけ、倒れている人の口をおおい、1回あたり約1秒かけて、倒れている人の腕が軽く上がるていどに息を吹き込みます。
人工呼吸ができない場合、感染防止の用具がない場合、準備に時間がかかる場合は、
人工呼吸を行わずに胸骨圧迫を行ってください、
胸骨圧迫と人工呼吸をくり返す
小さな子どもの心停止には、胸骨圧迫と人工呼吸を組み合わせる方が効果的という報告もあります。
胸骨圧迫30回と人工呼吸2回の組合せをくり返し行います。
人工呼吸ができない、感染防止の用具がないなどの場合には、人工呼吸は行わずに胸骨圧迫のみを続けてください。