【運転席】
うんてんせき
運転席

運転席には機関員、助手席には隊長、後部座席には隊員1名の計3名が乗車。
①サイレンをならすボタンなど
「ピーポーピーポー」「ウーウー」「救急車が交差点に進入します」「救急車が右に曲がります」などのサイレンを鳴らすボタンや音量を調節するつまみなどがある。
②車載無線機
指令センターからの追加の情報や署に帰る途中に入る救急指令を受けたり、指令に答えたりするもの。
③ANSINシステム
消防局・消防署・出張所・関係機関・消防車両などを高度な通信システムで結び、すべての情報を収集し、伝達、処理などを一元かつ効率的に運用することができる総合ネットワークシステム。
GPSを使って災害現場から一番近い消防車両に指令ができたり、災害情報を本部とやり取りしたり、病院情報がリアルタイムに分かったり、多機能なシステム。
④マイク
救急隊員や機関員が周囲の車両や歩行者に対して注意を促すために使う。
⑤電流計および電圧計
救急車には電気を使う資器材が多くあるため、バッテリーは普通の自動車よりも多く積んでいるが、バッテリーの状態を常時見て管理できるように電流計と電圧計がついている。